About JAWRO

設立趣意書

設立趣意

女性放射線腫瘍医の親睦と情報交換の場を提供すること、次世代の女性放射線腫瘍医の活躍の場を増やすことを目的として「日本女性放射線腫瘍医の会 Japanese Association for Women Radiation Oncologist(JAWRO)」を設立する。

設立背景

全国医学部卒業生中の女性割合は30%を超え、日本放射線腫瘍学会女性会員も230余名を数える。
本来医師としての職業には男女の区別はないはずであるが、女性医師が出産、育児、介護などを契機に離職を余議なくされるケースも散見され、残された医師の勤務環境の悪化の一因とされている。
より多くの患者に良質な放射線治療を提供するためには、男女を問わず放射線腫瘍医がさらに増え、生涯モチベーションを維持して活躍することにより、各個人のワークライフバランスが適切な水準に保たれるようなゆとりある医療の場を作ることが必要である。

到達目標と方策

  1. 女性放射線腫瘍医がキャリアを中断させないためのモチベーション維持の一助とする。
    情報交換や親睦、メンタリング(経験者の助言により自発的発達を促す)の場として、放射線腫瘍学会時に日本女性放射線腫瘍医の会を開催する。
    HPによる情報提供
  2. 放射線腫瘍医を目指す女性の増加を促すことにより、放射線治療の現場のマンパワーを増やす一助とする。
    放射線腫瘍学は女性医師が十分にその能力を発揮できる診療・学問であることを女子医学生や女性研修医に広くアピールする。

2009年4月18日

共同発起人(50音順)

内田伸恵、淡河恵津世、楮本智子、兼安祐子、唐澤久美子、喜多みどり、柴山千秋
清水わか子、辻野佳世子、中山優子、野崎美和子、播磨洋子