女性放射線腫瘍医の親睦と情報交換の場

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女性放射線腫瘍医の立場から

「放射線腫瘍学を選んだきっかけ」(199X年卒・公立病院勤務)

 私が放射線腫瘍学を志した最初のきっかけは、高校3年の夏に、米国の高校生科学プログラムに参加したことです。米国各州とG7国からの参加者が、ニューヨークのブルックヘブン国立研究所に約1ヶ月滞在し間寝食を共にしながら放射線について勉強しました。今思えば、田舎育ちで飛行機に乗ったこともない私が、よく単身で無事に帰ってこられたと思いますが、それゆえに、そこで経験したことや出会った人々は、私の人生を大きく変えました。 もともと叔父をがんで亡くしたことがきっかけで医学部を志していたため、シンクロトロン加速器のあるその研究所で知った“切らずにがん治療する放射線治療”に大きな魅力を感じました。また、現地で出会った日本人女性研究者からは、私の最初の“働く理系女子ロールモデル”として強い衝撃を受けました。

医学部入学後は色々な科に興味を持ちましたが、進路を考えたとき、やはり放射線治療への興味は捨てきれず、新潟でのJASTROの夏季セミナーに友人と一緒に参加してみました。その懇親会で、ご高名な先生方が皆さんで仲良くお酒を交えて歓談されているお姿を拝見し、全国のJASTROの先生方が顔の見える関係で学会活動をされていることに親近感を覚えました。運や縁に助けられながら今に至りますが、この分野を選んで良かったと心から思います。高校生の頃から放射線治療を志すケースはやや特殊かもしれませんが、どんな分野にせよ、若い人にとって大事なのは様々なチャンス、出会いであることを実体験で痛感しており、医学に興味のある中高生に出会うと、若い頃を思い出しながら声をかけています。

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